「nonoHana南彦根」への入居をお勧めする5つの理由!!

2022年9月12日月曜日

information nonoHana 街づくり

 おかげさまで着々と完成が近づいてまいりました。

 ガスの引き込み工事とそれに伴う前面の仕上げが11月になることと、駐車場やサインなどの最終整備を入居者様が決まってから施工することなどを別にして、竣工は本年10月頭を予定しております。

 不動産会社各社様への正式リリースは9月下旬を予定しております。リリースに伴い、このサイトで、各区画の詳細とお問い合わせの経過などトピックを作成し、随時情報公開していきたいと考えておりますので、今後ともご注目くださいませ。


 さて、リリースに当たって、改めて当物件への思いと、当物件がいかに入居をご検討いただくに値するかをまとめて、プレゼンさせていただきます。

 なぜ、このプロジェクトを立ち上げたか?

 それは「南彦根を”面”として活性化させる必要がある」と感じたからです。外から目線、上から目線に聞こえたら申し訳ないけど、彦根は商業地化に失敗したと私は感じています。それがすなわち①彦根駅前の閑散、②観光客しか利用しない夢京橋、③車じゃなければ行かれないベルロード、いずれも持続可能性に欠くことこの上なし。

①はイオンやヤマダ電機には足が向くでしょうけど、京町通はシャッター商店街化しています。彦根駅の西側は個人所有の物件が多く、こうなった今、再流通のための、活性化の投資を期待するのは無理筋。

②は中には魅力的な店もあるのかもしれませんが、コロナ禍の観光需要の崩壊で通る人もまばらです。地元民が利用したいと思わない商店街は既に商店街じゃない。

③も大型店依存が激しく、立地的にモータリゼーションの後退に著しく弱い。ロードサイドの専門店には県外企業が多く、結果として落ちた金が県内で需要循環しない。

 となれば、彦根のどの地域が活性化していくのが将来の彦根に望ましいか、南彦根駅周辺以外にないと私は考えています。

 当方のこのプロジェクトは、それを突破する呼び水になればとの思いで手掛けました。


 さて、当物件がいかに入居に値するかについて、5つの観点で論じます。

①築年数は古いですが、インフラ設備はすべて新設!区画の専有面積のバリエーションが豊富。

 当方築年、1968年!石油ショックの前です。

 隠しだてしません。寧ろ誇ってる。そこらの若僧に言うよ。ここはお前が生まれる前から建ってるんだ!って。

 百貨卸センターの歴史について、このブログで何回か触れていますが、もともと弊社事務所であった当物件をこの2年、いかに事業者様が借りやすい物件に改編するかに腐心しておりました。     

 結果、1階の内装をほぼ全て撤去、新たに給排水、給排気(ただし、排気量は事業者様の内装時の換気設備の性能に依ります)、ガス、電気、すべてのインフラを一新しました

 躯体以外全部新品!(躯体も越年のわりに大きな損耗は無いことを確認してます。)


 コロナ対応が必須になった飲食店の生き残りに、換気性能を十分に確保できる物件は彦根の既存施設では多くないと私は考えています。弊社物件はいずれも、2か所以上で吸排気が可能です。

 また、ガスについては、旧テナントの昭和食堂はプロパンだったのですけど、事業者様の負担を減らすために今回都市ガスを導入。LB1を除く1階のほぼすべての区画に「重飲食相当」のガスの供給工事を施工しました。

 商売の新天地を求める事業者様の需要に十分こたえられる物件である、と自負しております。


 また、区画のバリエーションも最少がM1の16・43坪から最大がLB1の65坪まで、税込み総負担20万円以内/月の個人事業者様向けの区画から、ミニスーパーの入居も可能な大きな区画まで、借主様の現在の商いの規模と使い勝手に応じた物件をご案内することができます。


②賃料は2022年の物価高騰前の設定です。

 企画自体は今から2年半前、昭和食堂が退出を決めた時点で走り出してはいたのですが、この1年の物価高騰には正直滅入りました。それでも、水原設計、伊藤組両社のご尽力で、ぎりぎり物価高騰前の家賃で設定させていただいております。

 今回の価格設定のためにテナントショップから、現在の彦根市繁華街の賃料成約データをお借りして、それに照らしながら、それよりも優位性のある価格で賃料を設定しました。

 これだけインフラが整った物件を、これから企画して工事してリリースするなら、当然これからの工費・資材費高騰を賃料に織り込まねばなりません。それを考えれば、弊社の物件は相場より2-3割安い。かなりお借り得な物件だと思いませんか?


③営業時間と休業日を決める自由があります。

 平和堂ビバシティが彦根の商業の雄で、魅力的な「ハコ」であることを否定しません。

 しかしうちにあって、ビバシティにないものを明確に1つ挙げることができます。それは営業権の自由。営業時間の自由です。

 平和堂に限らず、大規模SSに入居するとき、施設定休日以外の休店を認めない契約書、ないしは誓約書の提出を求められます。

 それを避けるために弊社は物件のいずれにも独立の出入口をもうけました。共用通路には当然開閉時間を定めています。(今のところ、朝10時―夜10時で自動消点灯しますし、営業時間外は施錠します)

 しかし、仮にイベントで深夜までお客さんを入れたい店舗があったとして、弊社物件では、それを原則事業者様の裁量で決めていただくことができます。同じように正月元旦から営業したいところもあれば、5日までお休みしたいところもあるでしょう。nonoHana南彦根は事業者様の営業権を保証します。

*但し、当物件の最たる目的は「南彦根を活性化するため」ですので、当方の「飲食店優遇」の「特典」を享受するためにはランチ営業は必須とさせていただきます。ご諒解くださいませ。


④鉄道のある強み

 この10年、私がずっと思ってきたことでもありますが、モータリゼーションの時代は終わると思います。とある不動産屋さんにご挨拶にいった時に、営業の方に「彦根は車がなければ動けない」という論をお聞きしましたが、仮にガソリンが今の3倍になった場合、皆さんは今と同じように車を多用しますか?今の市況ではそれがあり得ることを見落としてはいけません。

 となると、自動車でしか行けない大薮町・ベルロードの商圏が縮小する可能性があることを見落とすべきではないと考えます。

 うちの老父母は免許を返納した途端に行動範囲が極端に縮小しましたが、全国的に、同様のことが起こる可能性が高い。2台の車を1台に、通勤は公共交通機関や自転車を利用する。

 となれば、彦根の商圏で強さを発揮するのは、JR南彦根とJR彦根、この2つの駅回りの商業施設です。車がなければだれが大藪まで行きますか?

 そういう将来的なリスクを考えたとき、弊社の物件は事業者様の選考に堪える数少ないハコの一つとして際立つと私は考えております。


⑤最大10の店舗が集中する相乗効果

 私は大昔の銀座商店街の賑わいを知っている世代ですが、今のシャッター商店街 銀座町を見れば、平和堂以外で、商売らしい商売をしている店舗数は両手の指に満たないと思います。近年、寧ろ中央町のほうが新規出店が多い。(多分制約の少なさゆえでしょうか)

 衰え逝く商店街ってのは、誰かがよほどの統率力でまとめてあちこちを説得しない限り、再生しないんですってば。orz(本当はこうなる前に彦根市にやってほしかった)


 一方、ビバシティを別にして、現在の南彦根のくすのき通りの「商業集積」も大したものではありません。

 グーグルマップでくすのき通り北側の地図を検索すると、一般の買い物客を対象にしているのは滋賀中信、弊社隣地の三口屋さんやボルダリングカフェ、日本料理の江戸屋さん…以上です。銀座街に負けとるがな。(+o+)

 逆にこの地に新しく10店舗前後がまとまって出店できる意味についてお考えいただきたい。魅力的な10店舗が集まれば十分「町」ができます。

 1店舗なら足りない発信力を10店舗集まることで大きな声にしていくことことができる。ならばビバに負けない発信ができる可能性があるし、そこから商業地を並びに広げて行ける可能性は銀座よりもはるかに高いと考えます。何しろ小泉は商機にさとい商売人の街なのですから。

 ベタな言い方ですが、「数は力」です。自分の商売に魅力が不足していても、例えばその施設、その地域のどこかをおもしろいと思って訪れるお客様に響けば、それはほかの店舗への商機になる。そういう意味でこの商業集積はそれなりの意味があるし、入居いただいた事業者様が積極的にその「縁」をご自身の商売に活かしていただけることを強く願っています。

 それを言えば南彦根は恵まれています。ビバシティの来客に道を渡っていただきさえすればいいのですから。

 以上5点

 最後まで読んでいただきありがとうございます。何か響くものがあってほしいと思いながら、間もないリリースに備え、資料作りに励みます。

 ご興味持たれましたらお気軽に、右メールフォームからお問い合わせいただけますよう、お願い申し上げます。