旧滋賀銀行彦根支店で「滋賀 FUTURE THINKING WEEK」が開催中!~ 4月6日まで。

2025年3月31日月曜日

SDGs social 街づくり

 ●滋賀FUTURE THINKING WEEK-データ アート&サイエンスで未来を構想する-

が、彦根市銀座町の旧滋賀銀行彦根支店で開催されています。

● 日時:2025年3月28日(金) - 4月6日(日)    10:00 - 18:00

●無料

アートとデータ活用で地域おこし 滋賀・彦根で展示会(日本経済新聞)

 今日のぞきに行ってきました。意外に規模が大きくてびっくりした。

 何て言ったってあの滋賀銀行の中に入れるのが楽しい。階段の手摺ひとつ取ったって、重厚でおお!って感じになります。屋上から市街地を眺めると古くからこの地域に暮らしてたものとしては、良くも悪くも感慨深い。

 駐車場ばっかだなとか、シャッター商店街ばっかだなとか。(;'∀')

 

 滋賀の未来を、「水を中心に考える」とのコンセプトで編まれた企画展示で、1階で泳ぐ魚たちを見るためだけにでも1度は足を運ぶ価値があります。

 今は何万台ものドローンを一括管理で演舞させたりできる時代なのだから、他愛のないことかもしれないけれど、それでも、子ども受けすること間違いなし。綺麗!

 企画主体はトヨタの100%子会社のマーケティング会社であるトヨタ・コニック・プロ。そこに産学連携で滋賀大学や、アルスエレクトロニカ、博報堂などが参加して作った「滋賀未来構想プロジェクト」

  成功してほしいとは思うものの、道のりはなかなかに遠そうです。

   国がやってる事、世界がやってることが、持続可能性と真逆なものだから、正直眉唾に思っております。(m(_ _)m)

 

 一例をあげると安倍政権がぶち上げたリニア新幹線は日本の背骨の水源を破壊しているし(あんなもん、滋賀県通ったら琵琶湖涸れますよ)、同じく大阪で維新の会が開催しようとしている大阪・関西万博はお題目こそ「いのち輝く未来」だそうだが、実際はいろんなものの息の根を止める、ただのカネもうけプロジェクトです。開幕2週間前を切ってパビリオンの完成も怪しく、失敗が確約されているのも痛々しい。

 

 世界では終わらない戦争と殺戮、アメリカのトランプはガザからパレスチナ人を追い出しリゾート地にしたいという狂気っぷり。 気候変動は止まらないし、地球はあちこちで壊れ、自然災害の報道がない日はほとんどない。

  これで未来に希望を持て、なんてどの口で世界は次世代に言うのかと。

 

 それでも人が前を向くには前を向かせるナラティブ(語り)が必要です。でも、それが嘘であってはいけない、最初からカネを集めるための虚構であってはいけないのです。少なくとも東京五輪もリニアも大阪万博もどれも大嘘だったと今になればわかるのです。だから、関わってる方々、高い理想をぶち上げた以上、怯まず、舐めず、諦めず立ち向かい続けてくださいね。

 

 でもね、多少の夢は見たいですが、まずは、優先順位というものがあるのです。

 そういえば4月27日は彦根市長選挙です。

 私は派手なイベントや雑な夢物語を語る首長より、例えば各地で起こっている下水道の崩壊などのインフラ整備・ 子育て環境や教育への支援をしてくれる首長を望みます。(私は彦根市民ではないですけどね)

 未来を考えるためにやらなければならないこと、それはそれぞれの有権者が未来を他人任せにしないこと。

 SNSで派手な言動をしている民主主義を破壊するユーチューバーに冷やかし投票したりしないで、しっかり考えて有権者の政治参加の義務を果たすことだと考えます。 

 彦根市民の皆さん、投票に行きましょう。

 *以下、会場画像を何点か。