LA1へのガスの引き込みと東側区画のガス容量制限について

2024年2月24日土曜日

information nonoHana

  近江道家さんの工事が進んでいます。

 M1/近江道家さんの営業が始まるとLA1へのガスの引き込みが困難になることに気が付いて、水原設計、伊藤組、ガス施工会社と打ち合わせをし、状況確認をして、弊社負担で近江道家側からLA1までガスの引き込み工事を合わせて行うことになりました

 

 それを打ち合わせる中で、気づいたことがありました。 nonoHanaの各区画の想定ガス容量は以下のようになっております。(図面参照

G1323kw /G2631kw   西列合計 386・2kw 

*エミナル様、現在ガス契約なし。

LA1) 188kw /LB1) 104kw 中央列合計292kw

M1) 105kw/M2  110kw /M3   146kw  東列合計361kw

合計1039・2kw

  本来なら余裕で200kw/1店舗として重飲食5区画分に相当する容量です。

 ところが大きな勘違いがありました。ガスの配管はちょうど正面LA1の位置から2本の配管が建物の左右に分かれて伸びており、建物全体、1039・2kWすべてを全区画で融通しあえるものではなかったのです。つまり、東側で549kw(LA1含む)・西側で490・2kw(LB1含む)が最大供給量になります。

 今回近江道家さんの入居で、東側のガス容量のうち200kw程度は使用するものと考えております。となれば、残すは349kw、東側のガス容量の不足を考慮する必要が出てきました。

 

 実はLA1はすでに入居申し込みをいただいております。(融資審査結果待ち)飲食店です。

 そこで、LA1にどの程度のガス容量を配分すべきか、検討の結果、お申込みいただいている業態は重飲食なので、近江道家さんと同等の200kwで引き込み工事を手配しました。

 これにてM2・M3に充当できる残ワット数は2区画で149kwとなりました。M2一軒であればぎりぎり重飲食が営業できる供給量ですが、2軒は厳しいです。

 ですから、今後、東側区画でガスをお使いになる事業者様の場合、ガス使用は「先着」となります。とはいえ、eハート不動産のSさんと相談して、M3であればプロパンガスの置き場は確保できるので、どうしてもという場合はご相談に応じます。

 LA1の契約の進捗などありましたら、またご報告させていただきます。 

 

追記)

  ほかに使われていないエミナル様側の配管を2階まで延伸して、そこからLA1に落とすというルートも検討はしました。が、今後のG1の用途変更の可能性を狭めること、工法と工費が予算と予定を超えるであろうことなどから見送ることといたしました。

 ないと思うけど、今後、LB1でがんがんガス使う重飲食の大規模レストラン等を(;'∀')開店されたい場合は検討させていただきます。

 

追記2)

 1枚目画像、ガス管が2本ずつ伸びているのは実はガス空調を想定したものです。企画段階でとにかく電気料金がうなぎ上りで上がっていたもので、ガス空調(ガスヒーポン)の可能性を検討し、メンテに問題があるため結果的に却下されたものと考えていましたが、今になって2本目のガス管がそのためのものであったことを知りました。

 東側のガス容量が詰まってきた中、難しい話ですが電気よりもガスで冷暖房されたい事業者様がいらっしゃいましたらご相談くださいませ。


■以下近江道家さんの工事進捗です。

コンクリの養生中で中まで入れませんでした。開店は3月下旬を予定されています。