ふざけんな!「新紙幣発行」という自公政権による国民いじめ、小商いつぶし/ひとり街宣・都知事選

2024年7月3日水曜日

social 意見には個人差があります

 沸々と腹が立ってきたので、久しぶりに怒りを爆発させます。ほんとに腹が立ってるんです。

 

 本日7月3日、ついに20年ぶりの新札が流通し始めたそうですが、本当に気持ち悪い。こども銀行のようなデザインのちゃちさと人選は触れずにおこうかと思ったんですが、このポスト読んだら深く同意してしまった。(゜.゜)

 こんなに時代に合わない”風俗客”みたいなおっさんを1万円札にするセンス、頭がおかしい。ヽ(`Д´)ノ

 津田梅子と北里柴三郎については言いますまい。でも「資本主義の父」と言われた渋沢栄一を一万円札の肖像にする、ということは、日本はカネさえ持ってれば勝ち組だ、どんな汚いカネであっても、と内外に表明しているように見えます。近代の話とは言え、素行についても前時代的で婚外子20人って、今の時代ならセクハラ・パワハラでとっくに駆逐されているでしょう。とてもとてもこれからの日本が許容していい価値観なはずがありません。

 

 更に、この新札切り替えは自公政権の面子、プロパガンダとして推進されたようにしか思えないのですよ。あの全く盛り上がらない、コロナ禍の醜い東京オリンピックの時の大河ドラマに『いだてん』が採用されたように、もはやドラマタイトルさえ覚えていませんが、渋沢栄一を主人公にしたドラマがありました。当然、NHKの企画選定に力を持つ、権力中枢の時代遅れの誰かがいたから、あんなひどいものが地上波に乗ったと私は考えています。

 地上波テレビドラマで国民を熱狂させられるとか考えた、戦後から脳みそが化石化してる「くそ爺い!」が中枢を占めてる国家じゃなければ起こり得ない発想です。ほんとに惨く、ほんとにおぞましい。

 

  そして、ついにこの新札がリリースされたわけですが、あちらもこちらも大混乱です。各所未対応のまま新札発行日を迎え、

●金融機関のATMは9割以上
●鉄道の券売機が8〜9割
●バスの券売機が6〜7割
●飲食店などの券売機やコインパーキングなどの精算機が5割程度
●飲料の自動販売機が2〜3割 

しか対応していないとのこと。 

 開催1年を切ってまだ施工会社が決まらないパビリオン多数の大阪万博の話かと思いました。

 

 今日、1人営業の個人の飲食店で食事しましたが、10年以上現役の古い券売機で食券を買いました。この原材料高騰の折、どうするか悩んでいるとのこと。新500円玉どころの話ではありません。人間が会計で現金の受け渡しをするなら回転効率は落ちます。かといって、売り上げに何一つ貢献しないのに、券売機の更新に最低でも50万円はかかるというのです。

 記事中の東洋麺家というラーメン屋では4店舗で600万円の支出。ラーメン12万杯売らないと回収できないとんでもない経費です。今回のこの新札更新がとどめを刺した小商いの店はすでに何店も出ています。

 自治体から補助金が出る場合もありますが、それとて、今までより新しい機能を付けないと給付されない自治体が多く、やむなくキャッシュレスの対応にすると、50万の経費が100万に跳ね上がります。上限30万の半額補助だと無意味にもほどがあります。

 さらに、それでキャッシュレスにしたら、今度は売り上げから毎度毎度、チャリンチャリンとポータルにピンハネされるわけですよ。こんなばかばかしい話ってありますか。

 

  マイナ保険証の読み取り機も同様です。それで廃業を決めた個人医院が何軒もあると聞きました。投資というのは回収の見込みがあるからするのです。今まで以上の売り上げが見込めるならと、なけなしの蓄えを新規事業に充てるのです。

 でも、今回の新札更新による券売機問題も、マイナ保険証の読み取り機強制問題も、いずれも導入したからと言って1円の売り上げ増加も見込めないただの無駄であり、ピンハネであり、純然たる小商い、個人商売の邪魔であり、 政治の無能そのものです。最終的に消費者負担に回ることを考えれば害悪以外の何物でもないのです。

  こうなることは、最初からわかり切っていました。

 日本の紙幣は現状のままでも、偽札が大量に出たなどという話は全くなく、ならば、キャッシュレスがある程度浸透するまで、小商いの各店舗のその券売機がある程度使命を終えるまで、そのまま10年程度の猶予を持つことは余裕でできたはずです。

 もとより、新札に更新することが、どれだけ末端の国民、商売人、公務員や交通機関に影響と過大な負担を与えるか、考えられるだけの脳みそがあるなら、まともな政治家はこんな愚劣な政策に踏み切らなかったと私は考えます

 

 でも待てなかったは、時の、主には財務大臣の卑しさ、下衆さによると私は考えています。 以前、何かの番組で聞きましたが、政治家の中には「あの元号、わしが決めたったんや!」とか「あの紙幣、わしが決めたんや、どや凄いやろ」とか、言いたがる下劣な政治家が少なからずいるとのこと。

 そういう庶民を一切顧みない傲慢がこんな国を作り出しているんだと、私たちは改めて怒りを燃え滾らせて、こんなバカなものどもに国のかじ取りをさせておくことを断じて許すべきではないと考えます。

 

 滋賀の話ではありませんが、東京では7月7日七夕の日に、東京都知事選があり、現職に元立憲民主党の蓮舫氏が挑む構図になっています。

 ここで面白いなと思ったのは、杉並区の岸本聡子区長が編み出した「#ひとり街宣」 が流行りだしていることです。

 投票率が上がることが、果たして挑戦者の票を押し上げるかは判断し難いのですが、それでも、都民が政治を自分の手に取り戻そうとしてあがいているのが、なんとも頼もしく、今朝リリースされたばかりのひとり街宣マップでは、今日だけで何十何百という一般の人が街頭に立って、投票を、蓮舫支持を訴えていることが可視化されました。

https://hitorigaisen.web.app/

 

 私はさほど立憲民主党を政党としては支持していないのですが(現状では支持政党なし)、澱む水は腐るんです。それが安倍晋三が殺害されてから明らかになった自民党のあれこれでした。

 今回、私が憤っている新札更新も、明らかに国民のことを思いやらない奢りから始まっていると考えています。 そうなると、私がだれに投票するかもわかり切ったことで、新しい知事を都庁に迎えることを熱望しています。

 後3日でひっくり返せるかどうか、小池百合子に逃げ切られたら?という不安は思うけれど、仮に負けたとしても、日本の未来のために、民主主義のために、私たちは戦い続けねばならないなあ、と改めて感じています。

 

 東京に知人、友人のいらっしゃる方は、ぜひともメールやラインで、「推し」を伝えていただきたいと思います。

 その電話やラインが日本を変えるかもしれません。

 

新紙幣に嘆きの嵐、店主ら「廃業出るかも」 券売機や自販機改修費が大打撃に 7月3日、20年ぶり発行(神戸新聞)