本日10月27日金曜日、南彦根平和堂ビバシティのリニューアルに伴い、県下2店目のLOFTと、彦根市初出店の無印良品がオープンしました。
画像は、オープン2日前のもので、私は中に入っていないのですが、南彦根駅の東口至近のアプローチに無印良品が、施設の正面左手にLOFTが入居するようです。
噂で、スタバの向こう側にできるという話もあったので、nonoHana南彦根の立地的にそこは残念ですが、 それでも彦根がより賑わう可能性があるのはありがたいことです。
最近、西武百貨店池袋本店のゼネストが話題になりましたが、無印良品、ロフト、いずれも百貨店の神様 セゾングループの堤清二 のDNAを強く受け継いだ2社です。
によると、1984年12月29日西友の商品企画室ミーティングで「無印良品とは何か?」について、堤清二の以下のような発言メモが残っています。
「もういっぺん、無印良品とは何かをはっきりさせる必要がある。それは、①合理化なのか、②新生活運動なのか、③消費者の自由を確保することなのか、④ファッション・デザイン性なのか」
「それがはっきりするまで新アイテムは追加しなくていい。コンセプトが曖昧になったら終わりである」
出席者にしばらく考えさせた後、堤はこう述べた。
「やはり③消費者の自由の確保が中心であり、①②④は要素ではないか。無印良品は反体制商品だ。自由の確保を忘れて消費者に商品を押し付けるようになったら、その段階で無印良品は「印」すなわち「ブランド」になってしまう」
既にセゾングループは解体して、堤も亡くなり、今の無印が、今のロフトが当初の理念を持っていることを期待すること自体甘いのですが、それでも、この新しい2店舗が彦根の、滋賀の消費者の「選択の自由」に寄与して、発展することを願っております。
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