猫⇒虎チャンスなのに、ひこにゃん、どうした!「トラ縞ひこにゃん」のすすめ

2021年11月30日火曜日

その他 街づくり

 11月27日の朝日新聞。

朝日新聞の今こそ見たい猫キャラクターでなんと彦根のヒーロー(?)ひこにゃんが、世界のキティを抑えて9位にランクイン!快挙と言えば快挙です。(6位―8位の「雑魚キャラ」に負けたことがちょっと不本意w)

 

 うちの社長は熱烈なひこにゃん推しで、2007年の彦根城築城400年祭りから、毎年ひこにゃんを年賀状に使っているのですが、子供ながらに言っちゃ悪いがそのセンスが凡庸で(w)、いっつも特段理由もなく何となくひこにゃんがいるデザインなのです。

 一方正味20人にしか賀状を出さなくなった今も、わたくし年賀状はなんとなく凝る方で、理由は簡単、「年賀状は52円の広告」と思ってるからで、権利関係上、お見せできませんが、過去には午年(umadoshi)と書いたタイトルで、くまモンに「K」を掲げさせKumadoshiにして「愛される偽装を」というコピーを添えたり、申年に『猿の惑星』のポスターをあしらって「人間風情がっ!」 と自然破壊を嘆いて見せたり、素人ながらに多彩な年賀状を作ってまいりました。

 そいでね、今日、来年の年賀状をどうするかなあって、プールで泳ぎながら考えてまして、思いついたんですよ。

 ひこにゃんを虎柄にしたら面白いかも!って。(コピーは「今年は私の年です」とかね)

  このアイデア、実はパクリです。

 ランキング1位のドラえもん、これにとら柄を施した広告が2014年に出ました。その名も「トラのもん」。虎ノ門ヒルズの開業に合わせて打たれた企画で、今でも虎ノ門ヒルズには「トラのもん」が何体か置いてあります。掲載当時、べただけど、うまいなって思いました。 

 

 同じように、ひこにゃんは今年(来年正月)そのチャンスがあったと思っているのですよ。ランキングにあがってる猫キャラで、トラにして味があるのは、たまとひこにゃんとキティだけです。(他はキャラと柄が一体化している)

 マーケティング強者のサンリオは、さすがです。ググったら、干支にちなんだ虎柄キティすでに販路にあります。(リリース8月だよ!(;''∀'')。ただ、キティは何でも着ぐるみにしちゃうので毎年やってるのだと思います。)

 こういうしょうもなーい、金になるアイデアをどれだけ 早く具現化するかがマーケティングの、更にはマネタライズの鍵だと私は思っています。

 ひこにゃんは著作権で市とデザイナーが揉めたという話も聞くので、容易ではないかもしれませんが、これだけの知名度があるのだから、10月くらいに、虎柄のひこにゃん、もしくはトラパンツかトラ柄陣羽織を着用したひこにゃん(イラストが無理でも着ぐるみのほうで)を市がリリースしていたら、ネットニュースのトピックになって、相応の観光客が訪れたのでではないかなという気もするのです。そしたら、ひこにゃんとの2ショットで寅年の年賀状作れるじゃないですか。彦根もひこにゃんも観光客も嬉しい。地元も潤い、宣伝にもなる。制作費だって何万とはかからないでしょう。

  今から始めてこんなの商品化したら不良在庫残して終わりだけどさ、フォトショップかイラストレーターの技術がちょっとあれば、誰でも落書きのようにひこにゃんを「とら化」できる12年に1度のこのチャンス、逃すのはもったいないように思います。どなたか年賀状でやってみませんか?

 今現在、私がググった 限りではトラ化したひこにゃんはネット上に存在しておりませんでしたが、たとえば、商品でも、どら焼き(焼き印が確か5万円くらいだったような)とか練りきりとか、ひこにゃんのトラバージョンがあれば、お年賀のお持たせにもってこいだと思います。

 年賀状も、お歳暮も、お年賀も、印象に残るものをお渡しするのが基本です。来たかどうかも忘れられるような印刷年賀状なら、出さない方がまし!

 商売のネタって、思いついたもん勝ちなので、近々どなたかが「トラ縞ひこにゃん」をネットにアップしててくださってることを密かに願っています。

 もう12月! あと1カ月で2022年です。みなさま、よい年末を。